動作を付けて息継ぎをする感覚について理解したら、次はいよいよ実践練習です!
とはいえ、いきなり全ての動きをやりながらの呼吸だと、意識が向けにくいと思います。
まずは限られた動作だけで呼吸をつなげていけるようにしてみましょう。
例えば
・バタ足+呼吸
・手回し+呼吸
といった感じです。
段階的に動作+呼吸を身につけることで、体が無理なく確実に覚えていってくれます!
この記事では、
- 動きをつけた呼吸練習の注意点をおさらい
- 限定的な動きで呼吸をつける練習
- 本格的な息継ぎクロールに向けての心構え
について、皆さんに寄り添いながら解説していきます😉
もし練習前に動作と呼吸の理解を復習したい場合は、以下の記事を読み返してみてください!

それでは、今日もがんばりましょう!!
💫動きをつけた呼吸練習の注意点とおさらい
練習に入る前に、今一度動作と呼吸の関連について確認しましょう。
そのまま練習に移りたい方は、章2へスキップしてください!
息継ぎクロールは、
・沈まないように(体の軸を保つこと)
・呼吸をしながら(止めないようにする)
・手足を動かす(バタ足と手回しをする)
これらを同時に正しくおこなう必要があります。
ここで「正しく」という言葉を付け足したのには、理由があります。
仮に「沈まないように」「呼吸もできて」「手足も動かせている」状態だったとしても、
これらがタイミングを合わせてできていないと、どうしてもまとまりのない泳ぎに見えてしまいます。
そして泳ぎとしてのまとまりがないと、だんだんやりづらくなっていき、苦しくなってしまいます。
25Mを目標に泳ぐ時、「泳ぎ切るのがやっと」の状態は、息継ぎクロールの完成とは言えません。
本来スピードを求めない限り、息継ぎクロールとは「楽に」泳げるものです。
皆さんには、この先50Mでも100Mでも、楽に泳ぎ切れるようになる考え方を知って欲しいのです。

今はまだ理解できなくて全然OK。実践していくうちに分かるようになっていきますよ!
ここまで基礎を積み上げてきた皆さんなら、必ずできるはずです!
動作も呼吸もできている、でも苦しい…。これってどういうこと?
必ずこれに当てはまるとは限りませんが、よくあるのは以下ような状態です。
・体に余分な力が入っている←できてはいるが余裕がないため、常に力んでいる状態
・動作と呼吸のタイミングが合っていない(ただやっているだけ状態)←これが1番多いです。
体に余分な力が入っている
これは息継ぎクロールの初期~中期段階に起こりやすい現象です。
沈まない姿勢でバタ足や手回しもできていて、呼吸も止めずにやっている。
しかしその動作に余裕がなく、必死に泳いでいる状態です。
ではこれがまったくダメな状態かといったら、決してそんなことはありません。
動作も呼吸もできているなら、それは十分息継ぎクロールとして成立しています。
ただこれから先長い距離を泳ぎたいとなったとき、この余裕のない状態のままだと、どうしても
「途中で疲れて立ってしまう」という壁に当たってしまいます。
逆にゆとりを持って動作に臨める状態をつくっていければ、もう怖いものなしです😏
↑ここについては話し出すと長くなるので、別の記事で詳しく解説しますね。
動作と呼吸のタイミングが合っていない(重要!)
これから本格的な息継ぎクロール練習に臨む皆さんは、こっちのほうが重要です!
これはどういう状態かというと、
手足、そして呼吸がバラバラな動き方になってしまい、一連の動作として機能していない
こんなイメージです。もったいないですよね😭
大切なのは、
1つ1つの動作を単体の動きとして考えず、組み合わせて「1つの動き」として作り上げること。
言葉で言うのは簡単ですが、これが最大の登竜門です。
↑これも簡潔に書くには重要すぎる内容なので、別記事でお話しします!
ただ知っておくだけでも、これからのやり方に大きな差が出ます。
⛵動きと呼吸をつなげる実践練習3選
実践練習①
バタ足と呼吸を組み合わせる「ボビングキック」
まずはもっとも基本となるバタ足と呼吸を合わせた練習をしていきましょう!
バタ足は、進む力と浮く(姿勢を保つ)力を生み出します。
ここに呼吸を加えることで、「沈まずに呼吸をしながら進む」の基礎ができあがります。
ここではまだ「体を開く」動きはやらなくて大丈夫です!
1 ビート板を持ってバタ足をしながらのけのび(けのびキック)状態で、息を吐きます(2~3秒)
2 バタ足を止めないようにしながらゆっくり顔を上げ、正面をむいたら息を素早く吸います
3 吸い終えたら再びけのびキック状態に戻り、息を吐きます



慣れるまでは2~3回繰り返して立つくらいで大丈夫です!
苦しくならない範囲で反復練習すれば、いずれ長い距離でも難なくこなせるようになっていきますよ!
実践練習②
バタ足と体を開く呼吸を組み合わせる「体開きボビングキック」
次は①の練習に「体を開きながら息を吸う」動きをつけた練習をやっていきましょう。
吐くときと吸うときで姿勢が変わるので、体が一本の軸を保つイメージを強く持っておきましょう。
1 ビート板を片手で持ってバタ足をしながら息を吐きます(2~3秒)
2 バタ足を止めないようにしながらゆっくり体を開き、顔が上を向いたら息を素早く吸います
3 吸い終えたら体をゆっくり下向きに戻しながら、息を吐きます



体を開く動きが加わるだけで、難易度が上がります。
・顔を上に向ける際、頭が持ち上がらないように注意
・体を開くときは、上半身だけでなく下半身もいっしょに!
はじめはうまく開けなくても大丈夫。開こうとする意識が大切です!
実践練習③
片方の手回しとバタ足、体を開く呼吸を組み合わせる「片手息継ぎクロール」
最後は「手回し」も加えてより息継ぎクロールに近い形で練習していきましょう。
今回は息をする側の手回しのみおこないます。
腕の動きに合わせながらゆっくり体を開いていくことが大切ですよ!
1 ビート板を両手で持ちバタ足をしながら息を吐きます(2~3秒)
2 息をする側の腕を回しながらゆっくり体を開いていき、腕が足の方にいったタイミングで息を吸います
3 吸い終えたら腕を前に戻しながら体をゆっくり下向きに戻し、息を吐きます



ポイントは、手回しに体の開きを連動させること。
練習②の注意点も踏まえつつ、しっかり息継ぎします。
動作に混乱したら、すぐ止めてしまってOK!
最初は1回だけでもいいので、しっかり動作と呼吸を合わせていきましょう!
まとめ
ここまでの練習を繰り返し取り組めば、動作と息継ぎをしっかりつなげていけるようになっていきます。
最初はやることが多すぎてパニックになったりもしますが、それは自然なことです。
これをいきなり上手にできる子は滅多にいません。
むしろ時間をかけてじっくりやったほうが、体がしっかり覚えてくれます。
次の記事では、息継ぎクロールをより自然に、楽に泳ぐための重要な考え方を解説していきます。
ここまで積み上げてきた皆さんなら、何があっても乗り越えられるはず!
↓次に読んで欲しい記事を入れる↓(2~3記事)





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